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おとな女性のご褒美たび

公式 美めぐりふくい

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幻想的な森の中で、中世の歴史のロマンに浸る 『平泉寺白山神社』

自然の神秘。深い緑のなかで、日々の喧騒を忘れる。

福井県東部・奥越前の勝山市に位置し、かつては一大宗教都市だったことでも知られる『平泉寺白山神社』。「苔寺」としても知られ、広大な森の中に中世の遺跡が今も残る神秘的な場所です。地面を覆うように広がった苔のじゅうたんが、杉の大木の隙間から差す木漏れ日をうけてキラキラと光る様子から、雨があがった翌朝が一番美しいと言われています。

澄んだ空気を吸い込みながら幻想的な景色の中をすすんでいくうち、みるみる日常の喧騒が遠のいていきます。静寂に包まれた境内を、苔の美しい緑やかつては栄えた中世の名残りを味わいながら、ゆっくりと歩くのがおすすめです。

見どころたくさん。時間をかけてゆっくりとめぐりたい。

その昔僧侶が九頭竜川から石をひとつひとつ運んだと言われている参道の広い石の階段をあがって、国の名勝である「旧玄成院庭園」をゆっくりとまわりましょう。女神が現れたという逸話が残り「平泉寺」の名前の由来となった御手洗池や、「かおり風景100選」にも選ばれている「拝殿」前の杉林と苔のじゅうたんの景色などを見た後は、ぜひ「若宮神社」へ。神社前にある樹齢400年を超える大杉は、平泉寺の焼き討ちを生き延びただけあって、圧倒的な力強さを感じます。

今も発掘中。中世の遺跡がそのまま見れる。

今から約1300年前、泰澄によって開かれた白山信仰の拠点寺院として栄えた平泉寺。当時は広い境内に、48社、36堂、6,000の坊院が建ち並んでいたと伝えられていますが、その後戦国時代の一向一揆によりすべて焼き尽くされてしまいました。境内に残る破壊された仏像などからは、明治期の「廃仏毀釈運動」の名残も。

平成元年より本格的な発掘調査が始まると、なんと現在の境内の10倍以上の広さを持っていたことが判明しました。(ちなみに現在の境内は15万平方メートル)中世のものとしては国内最大規模の石畳の道や、多くの僧坊跡なども見つかっています。現在も発掘調査は続いていて、これからも土の下に眠る遺跡がつぎつぎと出てくる可能性があるという神秘に満ちた場所です。

歴史に思いを馳せれば、平泉寺のすごさがよりわかる。

時間に余裕があるなら、ガイドさんに案内してもらいながらまわるのがおすすめ。聞いておどろくような奥深い歴史のストーリーや、知らないと気づけない見どころなどをたっぷり教えてくれます。

静かな森の中に広がる苔のじゅうたんを見ているだけで癒される平泉寺ですが、歴史や由来を知るとさらにそのすごさがわかります。参道近くの「歴史探遊館 まほろば」では、平泉寺の歴史の詳しい紹介や発掘調査で出土した遺物の展示をみることができます。

ガイドの申し込みは7日前までにこちらから。

infomation

平泉寺白山神社
〒911-0822 福井県勝山市平泉寺町平泉寺56(地図

ガイド申し込み:http://heisenji.jp/guide/

credit
写真:出地 瑠以(cocoon)

最終更新日 : 2021年3月27日