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おとな女性のご褒美たび

公式 美めぐりふくい

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茶の湯のおもてなしを心ゆくまで楽しむ『むつのはな』

週2日、ここでしか味わえない料理を追求する。

越前漆器の産地として知られる鯖江市河和田町。一軒家の民家で週2日限定でオープンする『むつのはな』では、茶懐石を軸に和洋問わない料理スタイルで、福井の旬の食材をふんだんに使ったコース料理を出しています。

店主の五十嵐美雪さんは、京都で日本料理、東京では星付きレストランでイタリアンの修行を積んだ料理人。これまで培ってきた和食やイタリアンの技術に加え、長年習得してきた茶の湯の文化を取り入れた “ここでしか食べられない料理”を提供してくれます。

店内はカウンターの他に個室が一部屋あり、窓の外ののどかな農村の風景に癒されます。6席のみのカウンターでは、五十嵐さんの丁寧な仕事を拝見する時間も楽しみの一つ。一皿ごとのストーリーや想いを聞きながらいただくことで、その余韻がいつまでも残ります。

極上の味わいを堪能できる熟成肉のステーキ。

席に着くと、まず出されるのが季節のお茶。ほっと一息ついたところで、旬の食材を使い、中医学の考え方である辛(しん)、苦(く)、甘(かん)、鹹(かん)、酸(さん)の五つの味わいに分けた「五味の膳」が一皿ずつ丁寧にサーブされていきます。

食材は基本的に地ものにこだわり、食材を選びながらメニューを考えるという五十嵐さん。「テロワールを感じられるものを中心に、信頼できる生産者さんを開拓しながら自分が納得できるものを仕入れています」と語ります。

なかでもぜひ味わいたいのが、肉料理で出される熟成肉のステーキ。多くの料理人が取引きしたがるという滋賀県の精肉店「サカエヤ」の肉職人、新保吉伸氏が手当した貴重な熟成肉を、『むつのはな』では枝肉で仕入れています。ほどよいレア感を残しながら焼き上げたお肉はサーロインでありながらも重たくなく絶品。高齢の方も完食してしまうほどの味わいと柔らかさを誇ります。

食材のストーリーを引き立てる漆器の数々。

「素材や味わいの奥深さを堪能していただくのはもちろんですが、ぜひ器も手に取っていただきたいですね」と語る五十嵐さん。器はお店がある河和田でつくられた越前漆器が中心。職人の手仕事や技術の高さに惚れ込み、五十嵐さんが少しずつ集めたこだわりの器が端正な料理を引き立てます。

食材と技術、そして器により完成された『むつのはな』の料理。締めくくりに丁寧に点てられた一服の薄茶をいただくことで、これまで以上に茶の湯の心を感じられるかもしれません。お茶にはじまり、お茶に終わる至福の時間。丁寧に調理された素材の本質を味わえる料理の数々をぜひお楽しみください。

information

むつのはな
福井県鯖江市河和田町24-13(地図
TEL/090-5178-2414
営業時間/11:30~16:00(15:00LO)
定休日/金~火曜  ※水・木曜のみ営業、予約優先制

Instagram
credit
文:石原 藍(vue) 写真:出地 瑠以(cocoon)

最終更新日 : 2022年4月1日