新鮮な越前ガニと日本海の眺望を愛でる、三国温泉お宿『あらや』

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坂井・あわら

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三国温泉お宿あらや
福井県坂井市三国町梶38-37-2(地図
電話/0776-81-3522(受付:8〜21時)
HP/https://e-araya.com/

最終更新日 : 2023年10月20日

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鮮度抜群の越前ガニを、最高の食べ方でいただく。

 国定公園に指定される越前松島の高台にある、東尋坊三国温泉『あらや』。11〜3月まではカニ料理専門のお宿となり、「旅の目的は越前ガニ」というお客さまが全国から訪れます。ご主人の荒川哲弥さんは「カニは鮮度が一番大事」と新鮮さにとことんこだわり、越前港から獲れたての越前ガニを仕入れ、店先の水槽で生かしています。

カニは重さごとに選べるようになっていて、なかでも1.1kg前後サイズの皇室献上カニクラスは「なかなか福井から外へ出ることはない、希少な越前ガニ」と胸を張るご主人。「お客さまにカニの鮮度を確認していただきたい」と、料理の前には生きた越前ガニを水槽から出し、お客さまにお見せしています。なかには長い手足を動かす越前ガニを、ご主人のレクチャーで手に持ち記念撮影する人も。「最近は、動画を撮ってYouTubeにアップされる若いお客さまも多いですね」。ずっしりと身の詰まったカニの重さを実感し、ますます期待が高まります。

カニ刺し、焼きカニ、カニしゃぶ、カニ鍋…ズラリと並ぶ多彩なカニ料理のなかでも、「本場で食べるならカニしゃぶがおすすめ」ときっぱり。刺身で出せるほど鮮度の高い越前ガニをまるまる1杯使い、濃厚でコクのあるカニみそのタレでいただくカニしゃぶは、地元でしか食べられない贅沢な一品。厳選された新鮮かつ上質な越前ガニを、最高の食べ方でいただくことができます。

自然体でのんびり過ごし、夕陽を眺めてお散歩も。

 「越前松島が国定公園に指定された昭和43年に、祖父がこの場所に浜茶屋を立ち上げたのが『あらや』の始まり。父の代で民宿を始め、私の代で料理を楽しめる小さな温泉宿にリニューアルしました」とご主人。6年前のリニューアル時にご主人が目指したのは、「カップルやご夫婦、母娘がおふたりでのんびりできる大人のお宿」です。1日おふたりさま4組限定の個室をメインとしたパーソナルな空間は感染対策の面でも安心で、自然体でゆっくり過ごせると好評です。

 越前ガニのオフシーズンとなる4〜10月は、献立に地元の海産物を中心とした海鮮料理や福井県の高級和牛ブランド『若狭牛』などのご馳走が並びます。ご主人は福井県の老舗料亭で修行を重ねた経歴の持ち主で、その腕前をたっぷり堪能することができます。

 また、季節によって表情を変える日本海の眺望も、『あらや』ならでは。客室、お食事処、温泉のどの部屋からも海と空のパノラマを見晴らせ、海辺の散策も楽しめます。「特に、春から秋は夕陽が美しく、夏の時期には水平線に夕陽が沈むところが見られますよ」と教えてくれました。

温泉でゆったり。おでかけにうれしいロケーションも。

 『あらや』の湯は、弱アルカリ性でサラサラした肌ざわりの東尋坊三国温泉です。塩分とミネラルが肌を保温・保湿し、ぽかぽかと温かさが長く続きます。大きな窓のある2つの浴室は、時間制の貸し切り。日本海の景色や波の音を楽しみながら、心ゆくまでくつろげます。

 料理に、温泉に、眺望に、魅力の尽きない『あらや』ですが、さらに「三国を満喫できるロケーションもいいんです」とご主人。すぐ隣りには松島水族館があり、海沿いの道を南に走れば東尋坊や海浜自然公園、北に向かえば芝政ワールドが。カップルやご夫婦はもちろん、家族連れのレジャーにも最適です。「冬場のカニシーズンはお子さまはご遠慮させていただいているのですが、夏休みなどはお子さまと一緒のご家族連れのお客さまがよく来られます」とほほ笑みます。

 「飾らず、無理なく、妻とふたりでやっていく中で、限られた人数のお客さまに心地よく過ごしていただけたら」と穏やかに語るご主人。丁寧でありながら、ほど良い距離感が気持ちいいご夫妻の接客もあいまって、心も体もゆるりとほぐれていくようです。

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三国温泉お宿あらや
福井県坂井市三国町梶38-37-2(地図
電話/0776-81-3522(受付:8〜21時)
HP/https://e-araya.com/

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三国温泉お宿あらや
福井県坂井市三国町梶38-37-2(地図
電話/0776-81-3522(受付:8〜21時)
HP/https://e-araya.com/