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美めぐりふくい

越前田村屋

越前田村屋 JR福井駅コンコース内 臨時売店

福井人も見過ごしている、福井の“旨い!”を届けたい

area:福井市
  • グルメ
information

越前田村屋 JR福井駅コンコース内 臨時売店
【住所】福井県福井市中央1-1-25 JR福井駅コンコース内(地図
※2024年3月 リニューアルオープン
【TEL】0776-27-7001
【営業時間】8:30~19:00
【定休日】年始
【HP】https://www.rakuten.co.jp/echizengani/

credit
写真:出地 瑠以(Cocoon)

最終更新日 : 2024年9月10日

魚を知り尽くしているから、届けられる味がある。

海産物を豊富に取り扱う『越前田村屋』は、『越前水産』の直営店。越前海岸沿いに位置する茱崎(ぐみざき)漁港のすぐそばに本社を構える水産会社だからこその目利きと味わいで、根強いファンを獲得し続けています。
「我々は茱崎漁港はもちろん、越前港や三国港、敦賀港に揚がったものまで取り扱えるので、それぞれの漁港が得意とする魚介類の良いものを仕入れられるのが強みです」と店長の谷澤さん。朝獲れの魚で、各浜の“美味しいとこどり”ができるというのはまさに贅沢の極みです。

魚介類は一匹一匹、ひとつひとつ状態が異なるので、特性を熟知し、天候や気温・湿度などを見極めなければ最高の状態に仕上げることはできません。『越前田村屋』では、その扱いに長けた職人たちが捌き、加工しているため、旨味が充分に引き出されたへしこや干物等を作り上げることができるのです。

家庭の味を昇華させる。

福井独自の食文化として「へしこ」が挙げられますが、「我々は、昔から家庭で作られてきたものを“こんか鯖(=鯖の糠漬け)”、それをステップアップさせたものが“へしこ”だと捉えています」と話す谷澤店長によると、大切なのはやはり“浜の知恵”なのだそう。
「こんか鯖作りにも、長年の経験から得た気を付けるべきポイントがいくつもあり、それにプラスαを加えることでへしこに昇華させるんです。当店の場合は一番漬け(塩漬け)の際に出る醤(ひしお)と酒、出汁を糠に混ぜて二番漬けを行うんですが、この配合が重要で、ご家庭で再現するのはなかなか難しいと思います」とにっこり。確かに旨味のバランスを考えながら、発酵の邪魔をしない糠床を作るというのは至難の業です。

これだけでも美味しいへしこの出来上がりが想像できますが、ここからさらに進化させるのが『越前田村屋』の真骨頂です。「へしこを食べ慣れていない観光客の方はもちろん、新しいへしこを求めている福井の方にもおすすめなのが『吟醸漬け』です。
一般的なへしこは二番漬け(糠漬け)までですが、これは酒粕に漬ける三番漬けまで行っています。独自配合の地酒の酒粕に漬けることで塩味がまろやかになり、食べやすく仕上がりました」との言葉通り、甘味・旨味が強く感じられるのに酒粕感は程よく抑えられており、軽い口当たりで次々と食べ進められてしまいます。
店長のお勧めは炙り。芳ばしさがプラスされ、もう手が止まりません。ぜひ、スタンダードなへしことの食べ比べをお楽しみ下さい。

家飲みが増えた今だからこそ、大切な人に届けたい。

『越前田村屋』では、職人たちが丁寧に作りあげた商品の数々を詰め合わせることもできます。「予算はいくらで、これを入れてほしい等のご要望をお伝えいただければ、最高のセットをお作りします!」と谷澤店長。「福井にはまだまだ美味しいものが眠っています。それを掘り起こして、時には深堀りして、福井の人はもとより全国にお届けしていきたいと考えています」と続けます。

家飲みが増えた昨今だからこそ、大切な人には美味しいもので至福のひと時を過ごしてほしいもの。今こそ、信頼できる技と味が揃うお店にお運びください。

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越前田村屋 JR福井駅コンコース内 臨時売店
【住所】福井県福井市中央1-1-25 JR福井駅コンコース内(地図
※2024年3月 リニューアルオープン
【TEL】0776-27-7001
【営業時間】8:30~19:00
【定休日】年始
【HP】https://www.rakuten.co.jp/echizengani/

credit
写真:出地 瑠以(Cocoon)