余すことなく味わい尽くす。
いちごやトマトの栽培・販売を手掛ける『明城ファーム』が2020年、カフェ併設の直営店をオープン。新鮮な果物をふんだんに使ったスイーツが味わえると話題を呼んでいます。
イチオシは、なんと言ってもいちごパフェ!朝獲れの完熟いちごがぎっしり詰まっているのはもちろん、贅沢に果汁を使ったゼリー、果肉の入ったムースといちごの実だけで作った自家製ソルベも入っていて、どこをすくってもいちご三昧です。なんとこのパフェ一杯で約2パック相当のいちごが使われているという、他では決して味わうことができない、直営店ならではの贅沢な仕上がりになっています。
他にも、季節の旬なフルーツを使ったパフェ、きまぐれフルーツパフェやバナナパフェがあり、いちごミルクやいちごソーダ、いちごの紅茶といったドリンクと併せて楽しみたいところ。ショーケースにはプリンやケーキ、フルーツサンドなど約10種類が並び、テイクアウトも可能です。また、いちごやトマトを使った食品添加物不使用のオリジナル商品もズラリ。ジャムやジュースをはじめ、ケチャップやいちごミルクのもとなど豊富なラインナップに心躍ること間違いなしです。
金曜と土曜は夜カフェ(予約制)も開催。昼間とは異なる提供の仕方で一味違う角度から楽しめますので、夜カフェで週末の大人時間を過ごすのもお勧めです。
完熟の赤は格別な色。
明城ファームのこだわりは「完熟で提供すること」。流通に乗せるものは、口に入る頃が最も美味しいタイミングになるように調整して出荷しています。「ずっと大切にしているのは、一番美味しい時をお客様のお口で迎えてもらうこと。実は、トマトは完熟するとリコピンが4倍、グルタミン酸(旨味成分)は8倍にもなります。そういう一番“良い時”を味わっていただきたいんです」と話すのは、店舗マネージャーの大村さん。「野菜と果物を気軽に美味しく味わってほしい」という“農家の熱い心意気”が伝わってきます。
ここにあるのは、美味しい「越前市」。
もう一つ、明城ファームが大切にしているのが「地産地消」に繋げること。カフェで提供されるコーヒーは地元越前市の「たちばな屋」に依頼したオリジナルブレンド。ケーキ等に使われている卵は「岡崎養鶏場」の新鮮朝どれ卵。直売所に並ぶ野菜や果物も地元農家の方々が丹精込めて作ったものばかりです。オリジナル商品に使われている素材にもこだわり、「越前市の味わいがギュッと詰まっている、そんな逸品を目指しています」と大村さん。
武生中央公園内のごはんカフェ「はぐもぐ」にある2号店では、越前市のご当地グルメのひとつである「中華そば」や、まるでパフェ⁉︎のような海鮮丼を提供中。海鮮丼に使う具材は、毎朝さかな屋さんが新鮮な状態で持ってきてくれるという。他にも、武生中央公園店限定のミニパフェなどスイーツも販売中です。
また、「武生楽市」内にオープンした3号店は、はちみつを使用しもっちもちに仕上げたクレープ専門店です。明城ファームのいちごや、定番のバナナやおかずクレープはもちろん、旬なフルーツを使った期間限定クレープや、Instagramフォロワー限定のクレープも。お買い物ついでに寄ってみては。
現在、明城ファームで取り扱っているいちごは8品種。これらはいちご狩り(12月上旬~5月上旬)でも楽しむことができます。トマトの収穫体験(10月下旬~7月下旬)も可能ですので、ご予約の上ぜひお運びください。