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美めぐりふくい

炭火焼魚食堂 炭魚ほんだ

丸岡城下でいただく本格炭火焼き魚

area:坂井・あわら
  • グルメ
information

炭火焼魚食堂 炭魚ほんだ
福井県坂井市丸岡町本町1-53(地図
電話/0776-66-0023
営業時間/11:30-15:00
定休日/第2日曜日、第4日曜日
HP/https://www.ryoutei-honda.com/

本町バル
営業時間/18:00-22:00 (L.O. 21:30)
定休日/水曜日、日曜日

最終更新日 : 2024年9月9日

うま味を閉じ込め、炭火でじっくり魚を焼き上げて。

もくもくと白い煙を上げ、パチパチッと音を立てる、串に刺された炭火焼きの魚たち。丸岡城下にある商店街に面した『炭火焼魚食堂 炭魚ほんだ』の店頭では、今日も旬の魚が炭火で焼かれ、食欲をそそるこうばしい香りが漂います。

「炭火の遠赤外線で燻し、余分な水分を落として、うま味を凝縮させた焼き魚の美味しさは格別です」と語る女将の本田悦子さん。美味しさの秘密は、炭火で焼く前の仕込みにあるのだそう。「炭火で焼く魚を前日から塩漬けし、うま味を閉じ込めるんです。塩分の濃度や漬け込む時間など、微妙な加減で焼き魚の味は変わってきます」と語ります。

炭火の焼きを担当するのは、本田さんのお母さん。魚の種類や大きさ、脂のノリ、その日の天候や季節にあわせ、長年焼き続けてきた技と経験で加減を変えるのだとか。「炭を起こし、魚をじっくり焼くのは手間も時間もかかるけど、昔からのうちのこだわりだから」とほほ笑みます。

昭和レトロな温もりある空間で、盛りだくさんの定食を。

明治時代に『料亭ほんだ』と魚屋を創業し、戦争や震災を乗り越え約110年の歴史を紡いできた『炭魚ほんだ』。昔の建物を改装した店内は、昭和レトロな雰囲気が漂う温もりある空間です。

営業は昼のみで、お品書きには自慢の炭火焼き魚がズラリ。季節の魚をはじめ、さば焼き定食、鯛の塩こうじ焼き定食、うなぎの蒲焼き定食から、新鮮なお刺身定食まで充実しています。魚はすべて、長年のつきあいがあり信頼のおける仕入れ先から厳選しているそう。焼き鯖を使った名物サバコロッケ、厚揚げの煮物、麻婆豆腐といったお総菜も人気です。

各テーブルに置かれたお客さまが感想を書くノートには、手書きのメッセージがぎっしり。「〝魚嫌いの子どもが、ここの焼き魚なら美味しく食べられました〟とか書いてあったりすると、嬉しいですよね。ご家庭で魚を美味しく焼くのは難しく、焼き魚を食べる機会も減っているので、本当に気軽に来てほしいです」と本田さんは語ります。

夜は活気ある居酒屋に。テイクアウト店やゲストハウスも。

『炭魚ほんだ』の空間は、夜になると居酒屋『本町バル』に様変わりします。18時開店で、炭火焼きの魚を中心としたメニューに、美味しいお酒を合わせることが。福井の地酒も豊富に揃っていて、和の魚料理とのペアリングを楽しむなど至福のひとときを過ごせます。

2022年には、お店の向かいに『お土産&テイクアウトほんだ』を開店。冷めても味の落ちない炭火焼き魚や名物サバコロッケなど、お店で人気の一品を自宅で味わうことができます。同年には『料亭ほんだ』の3階に、ゲストハウス『四方館』もオープン。大きな窓から丸岡城を一望することができ、春には『霞ヶ城』と呼ばれる桜に覆われた幻想的な城の姿を間近で堪能できます。

「お客さまは20代の若者や家族連れ、シニア層の方まで幅広く、地元の方はもちろん関東を中心とした旅行客の方も多いんですよ」と本田さん。ほっこりとした炭火焼きの煙と老若男女の笑い声に包まれた活気ある空間は、北陸新幹線延伸開業でさらに賑わいを増していきます。

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炭火焼魚食堂 炭魚ほんだ
福井県坂井市丸岡町本町1-53(地図
電話/0776-66-0023
営業時間/11:30-15:00
定休日/第2日曜日、第4日曜日
HP/https://www.ryoutei-honda.com/

本町バル
営業時間/18:00-22:00 (L.O. 21:30)
定休日/水曜日、日曜日