
“めがねのまち”の気の置けないサポーター。
眼鏡フレームの国内生産シェア96%を誇る福井県鯖江市。その玄関口となるJR鯖江駅すぐ隣にあり、鯖江で作られたフレームのみを取り扱っている『鯖江駅眼鏡』。
産地ならではの高品質眼鏡をリーズナブルに購入できるとあって、全国から足を運ぶ眼鏡ファンもいるショップです。
『鯖江駅眼鏡』は、眼鏡修理を専門に行う会社「Repair(リペア)」が運営する眼鏡屋さん。ネジ締めや洗浄などのアフターケアはもちろん、レンズの交換や修理に至るまで、眼鏡に関することなら幅広く対応してくれます。
「他店で買われた眼鏡でも大丈夫です。状態によってはお預かりになることもありますが、簡単な内容でしたらこちらで即時対応します」とは、スタッフの加藤さん。心強いとはまさにこのことです。
観光案内所も併設しているため“めがねのまち さばえ”の情報も知ることができるので、鯖江にお越しの際はまず立ち寄りたいスポットです。

さりげなく身にまとう伝統で、ワンランク上の自分に。
市内メーカーのフレームをはじめオリジナルフレームも取り揃え、セミオーダー・フルオーダーで依頼できるものもあるなど、幅広い品揃えの『鯖江駅眼鏡』。「自分にぴったりの一本に出合える」と喜びの声も多く聞かれる中で、注目したいのは独自ブランド「鯖江伝承」と「越前若狭」です。
「鯖江伝承」は、河和田漆器が有名な鯖江ならではの蒔絵を施した一品。仕上がりのイメージを伝えると、蒔絵職人が一つひとつ丁寧に手描きで絵付けをしてくれ、世界に一本だけのオリジナル眼鏡が出来上がります。
一方の「越前若狭」は、若狭塗り箸の螺鈿(らでん)の技法が生きる美しい仕上がり。共にテンプル(つる)の部分に施されており、さりげなく“眼鏡上級者”を演出してくれます。こだわりの一本をお探しの方にお勧めの、文字通り鯖江でしか購入することができない逸品です。

オンリーワンの手作りご当地土産。
『鯖江駅眼鏡』では、ワークショップも大人気。眼鏡フレームに使われている素材を使って、スマホスタンドやコースター、イヤーカフにもできるリングなど、様々なアイテムを何とワンコインから作ることができます。
加藤さんも「大体15~30分くらいで作れるものばかりなので、電車の乗り換え待ちにお寄りいただく方も多いです。1時間くらいの“どこかに行く程の時間はない”というような時に、お子さん連れでいらっしゃって親子で楽しんで帰られるケースもありますよ。予約不要ですので、ふらっとお立ち寄りください」とにっこり。
併設の観光案内所にはレッサーパンダをあしらったグッズや、鯖江出身の浄瑠璃作者・近松門左衛門をモデルとしたご当地キャラ“ちかもんくん”グッズ、伝統織り「石田縞」を使ったコースターやケースなど、鯖江ならではのアイテムがずらり。
『鯖江駅眼鏡』に並ぶストラップや眼鏡チェーン、ピアス、バングルなどの眼鏡モチーフの小物と併せて、鯖江ならではのお土産を探してみてはいかがでしょうか。