
“本場”だからこそ実現可能な、質を兼ね備えたデザイン。
1984年の創業以来、眼鏡の産地 鯖江に新しいアイディアと変革をもたらし続けている株式会社ボストンクラブの直営店『BOSTON CLUB SHOP SABAE(ボストンクラブショップサバエ)』は、著名人にも多くの愛用者を持つ眼鏡ショップ。インハウスデザイナー5人が各ブランドを担当しながら、年間約50モデルの新作を発表しています。
スタイリッシュながらも温かみを感じるショップの1階に並ぶのは、本社直営ならではの品揃えを誇る眼鏡の数々。一角には眼鏡をモチーフとしたチャームや、眼鏡の加工技術を応用したアクセサリーなども並べられています。「眼鏡は顔の中心で印象を作るものでもあるからこそ、品質が良いことは大前提。そのうえで、シーンや着ける人に最適なアイウェア(=目に着けるもの)をご提案したいと考えています」と話すのは代表の小松原さん。その高品質を支えているのは、言うまでもなく世界も認める鯖江の技術力です。信頼できる専門企業が500社以上もある一大産地にあるからこそ、ボストンクラブショップはデザイン性や機能性をとことん追求した“本物”を生み出し続けているのです。

こだわる理由がある、こだわる理由を伝える。
ボストンクラブショップサバエで出会えるオリジナルブランドは以下の4ブランドです。
【JAPONISM(ジャポニスム)】
ボストンクラブの旗艦ブランド。「メイド・イン・ジャパンのメガネを世界にアピールする」という理念を掲げ、世界に誇る鯖江の技術力と、既成概念に縛られないアイデアをベースに幅広いラインが揃います。
【BCPC(ベセペセ)】
BOSTON CLUB Pleasure Collectionの頭文字です。コスメのように色や質感にこだわり、単なる視力矯正器具ではなく、かけるだけで魅力を呼びさますアイウェアを提案しています。
【BOSTON CLUB(ボストンクラブ)】
創立時に製造していた社名を冠したブランドです。当時の若者の間で流行していた少しルーズでクラシカルなスタイルを新ブランドとして再生、メイド・イン・ジャパンの新たなジャパニーズトラディショナルを提唱しています。
【NORUT(ノーラット)】
常識や定型の範囲を超えた、型に嵌らないデザインをコンセプトに掲げるブランドです。
クラシカルな要素を纏ったシェイプにアイコニックな蝶番やプロダクト的なフレームの表情がMIXされた、ステレオタイプに縛られないデザインを追及しています。
特にジャポニスムは「メイド・イン・ジャパンにこだわる理由が詰まったブランド」でもあり、ひとかたならぬ思い入れがあります。それを感じ取れるのが、ショップ2Fにある「ジャポニスムミュージアム」。四半世紀以上に亘る道のりや変遷に触れることで、ジャポニスムの存在意義と価値だけでなく、“真のブランド価値”を持つ逸品を身につける重要性に気付かせてくれるはずです。

語り継ぎたい気品と格好良さ。
「今はお手頃な眼鏡も出回っていますが、私たちは“多少高くても、良いものを長く使ってほしい”と考えています。例えば、時計では“お父さんが使ってたあの格好いいヤツを譲り受けたい”ということがよくありますが、眼鏡でも同様にメンテナンスを入れながら世代を超えて長く愛されるのが私たちの目標です」と小松原さん。
その本物志向は、ショップの内装にまで行き届いています。冒頭で触れた「スタイリッシュながらも温かみを感じる」空間は、越前和紙や越前漆器の木工技術など、地場の伝統工芸・産業を随所に散りばめているからこそ醸し出せる温もりと味わいに満ちているのです。「“本物”に囲まれながら“本物”と巡り合ってほしい」という心遣い溢れる空間で、新しい世界を見せてくれる運命の一本との出会いをお楽しみください。