鯖江市河和田で越前漆器の歴史や技術を紹介する『うるしの里会館』にて、プロの漆器職人から教わる「拭き漆体験」。
拭き漆は、お箸やお椀などの木地に、漆を塗り拭きとる作業を繰り返しツヤを出す漆器の技法。木目が残るスタイリッシュな出来上がりが特徴。
1回の拭き漆から、乾いた後に再度訪問して3回まで体験が可能。再度訪問ができない場合は、職人さんが仕上げまで行ってくれる。完成品は後日お渡しまたは郵送。
自分で塗った器を、ぜひお土産や贈り物にしてみては。
『うるしの里会館』についての記事はこちらから。
おすすめポイント
日常使いしやすい拭き漆の漆器
拭き漆とはお箸やお椀などの木地に、生漆を摺り込んでは拭き取る作業を繰り返して艶を出す、漆塗りの技法のこと。拭き漆の漆器は、普段の食卓や現代のインテリアにもマッチし、ライフスタイルやシーンを問わず取り入れやすい。
木地の木目にこだわって選ぶ
木地はケヤキのお椀・丸盆から選べる。木目を活かした仕上がりが特徴の拭き漆は、ひとつひとつ異なる木地の年輪が個性になるので、自分が気に入った木目のものを選ぶのがおすすめ。
深みのある色と艶が楽しめる
木地が決まれば、やすりを使って全体を削った後、生漆をすり込むように塗っていく。木地全体に漆が塗られたら、専用の紙で余分な漆を拭き取って1回目が完成。拭き漆を計5回行った完成品では、木地に深みのある色と艶が楽しめる。