JR福井駅から徒歩圏内にある「養浩館庭園」は、2022年にアメリカの日本庭園専門誌「Sukiya Living Magazine」において、日本庭園ランキング５位に選ばれました。

数寄屋建築のすばらしさ、建物と水との親和性、予約や時間制限がなく気軽に利用できるところなどが評価されており、2007年に初めてランクインしてから、なんと16年連続10位以内をキープしている、世界も認める、まちなかのオアシスです。

「養浩館庭園」は、江戸時代に建てられたかつての福井藩主松平家の別邸で、82年に国の名勝に指定されたことを機に、文献や古写真などを基に8年の修復を経て数寄屋造りの建物を復元しています。

大きな池を中心に広がるお庭と、その池に浮かぶようにして建つ数寄屋造りの建物がくつろぎの空間をつくりあげています。
発掘された遺構の上に直接建築するという画期的な手法により、屋敷から庭を眺める視線の高さが当時の状態に保たれており、かつての藩主と同じ目線でお庭の眺めを愛でることができます。

名勝庭園ではめずらしく、座敷からお庭を眺めながらゆるりと過ごせます。

時間があれば、池の周りを自然と向き合いながらゆっくりと散策をするのもおすすめ。
春の梅や桜、夏の新緑や花菖蒲、秋の紅葉や雪吊りが美しい冬の景色など、四季折々にそれぞれの美しさがあります。

またお茶席や夜間ライトアップ、庭カフェなど、季節ごとに行われるイベントではまた違った風情を楽しむことができます。

季節や時間帯によって変わる景色や雰囲気をゆったりとお殿様気分で味わってみては。

ここからは、実際に訪れた方のInstagram投稿をご紹介します。
画像をタップ（クリック）で投稿を見ることができます。
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