Author Archives: bimeguri

味わいの奥にある物語まで慈しんでほしいから 『久保田酒店』

美味しい日本酒が作り続けられ、それが楽しめる世の中であるように。

日本酒文化を守り伝え、日本酒を通して人と人がより深く繋がるお手伝いをすることが自分達の役目だと考える『久保田酒店』。大正3(1914)年創業の老舗を守る4代目 久保田裕之さんは、「日本酒の背景にある田園風景を感じ、蔵元さんたちが込めた想いも一緒に味わっていただきたい」と静かな熱意を話します。

お酒は婚姻関係になぞらえることが出来ると言う久保田さん。「蔵元さんは親御さん、お酒はご子息・ご令嬢、我々は仲人のような存在。親御さんが真摯に育て上げたお子さん達を嫁がせるその日まで、品質管理を徹底して大切にお預かりするのは当然のことです」との言葉に、蔵元さんと築き上げてきた信頼関係と日本酒への愛情が感じられます。

こちらに訪れたらまず、店先のメダカが泳ぐ小さな池に足を止めてみてください。「小さな池に田園風景を再現するために毎年田んぼの泥を入れて、少し分けていただく酒米を植えているんです。秋にはちゃんと実って穂が垂れるんですよ。昔はごくありふれた風景でしたが、今ではメダカは絶滅危惧種。実は貴重になってしまったこの風景こそが日本酒造りには重要ですし、私達の出発点を忘れないためにも大切にしています」。日本酒を楽しむということは、酒造りの源に思いを馳せることから始まっているのです。

人と人、想いと想いを繋ぐ。

こちらでは、県内の銘柄を中心に約10前後の蔵の地酒を取り扱っています。「お酒はそれだけでも美味しく楽しめますが、その背景を知るともっと味わいが豊かになると思うんです」とも久保田さん。今年はどういう天候の下でどういう米が育ち、杜氏達がどういう風に手をかけ、その結果どういう仕上がりのお酒になったのか……。その“物語”を聞いた我々は、また一段と含みのある味わいを楽しむことができるはずです。

その物語に触れることができるのが、店内に設けられたバーカウンター。ここでは6種類から3種類を選んで試飲(有料)することができます。イベント時や新酒の季節などは種類が増えることも。「お酒にまつわる物語はもちろん、“今はこういう味わいですが、家で少し寝かせるとこういう風に変化して違った味わいが楽しめますよ”と、ちょっとしたポイントを伝えるのにも役立っています。蔵元さんの想いや楽しみ方のポイントを伝えられる、少しの時間をいただくカウンターになれば」。生産者にも消費者にも誠実でありたいという真っ直ぐな心意気に満ちたこのカウンターは、まさに真正面からお酒と向き合うに相応しい場所といえるでしょう。

アルコールの枠を超えて、飲めない人もお子さんも楽しめるお酒屋さんへ。

「酒屋という特性上、大人が商品を選んでいる間、お子さん達がつまらなさそうにしているのが気になっていたんです」と話すのは若女将の桐子さん。酒屋に入るというハードルを下げ、子供たちでも気軽に入れるお店でありたいと考えた桐子さんが目を付けたのは、酒造りにも使われている麹の存在。季節の県産フルーツを使った麹ドリンクをはじめ、夏には手作りシロップのかき氷も手掛けており、これらを目当てに来店するリピーターも増えています。

さらには、麹の魅力を伝える「こうじ生活ラボラトリー」と題したワークショップ(2~6名で受付)も開催。「粕床づくりと活用法」や「酒粕でお肌うるおしパック」「麹を天然調味料に」など、気軽に挑戦できるトピックが取り揃えられています。日本人の生活に欠かせない麹の活用方法を知り、体の中から美と健康に一段と近づきましょう。

日々、目的も用途も多様な人々が訪れる久保田酒店。ご夫妻は「皆さん、誰かに喜んでほしいと思いながら選んでいるんですよね。私達が出来るのはアドバイスくらいですが、“きっと喜んでくれるわ”と笑顔でお帰りになられる姿を目の当たりにすると、人と人との繋がりが深まる瞬間に立ち会えたようで幸せな気持ちになります」と揃って目を細めます。大切なひと時を迎える折には、“人とシーンに合わせたお酒に巡り合える酒屋”へ是非。

禅寺で行う心と身体をととのえる禅体験

大安禅寺
大安禅寺
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福井藩主松平光通公が越前松平家の永代菩提所として建立した臨済宗妙心寺派の寺院 萬松山『大安禅寺』。
禅の教えを通じて心身を鍛え、日常生活を充実させる禅体験は、忙しい現代人にとって内なる平和を見つけるための絶好の機会。禅寺の雰囲気に包まれながら自分自身と向き合い、日々の生活に必要な心のバランスを取り戻すことができる。心身ともにリフレッシュし、新たな気づきが得られる禅体験に、ぜひ一度チャレンジしてみては。

『大安禅寺』の記事はこちらから。

おすすめポイント

日々の喧騒から離れ、自分と向き合う贅沢時間

僧侶が実践する修行の一端を体験できることから近年人気の禅体験。忙しく目まぐるしい毎日を過ごす中で心と身体をリフレッシュさせるために、頭を空っぽにすることで、心を静め深い安らぎを感じることができる。

今の自分に合う禅体験をお好みで

「坐禅」体験または「写経」体験から選べる。「写経」体験は随時実施しており、お抹茶体験つきのコースもあり。おひとりでの参加も歓迎しているので、ぜひ気軽に相談してみて。

大安禅寺

歴史に触れる境内散策も一緒に

禅体験を通じて心身共にリフレッシュしたら、境内の見学もおすすめ。国の重要文化財にも指定されている寺院建築の歴史を感じながら散策することで、さらなる心の安らぎが得られるかも。

日本で唯一、紙の神様のいる 『岡太神社・大瀧神社』

紙の神様への信仰が残る、紙づくりの聖地。

福井県越前市の今立地区は、古くから紙漉きがさかんで、全国に数ある和紙産地の中でも1500年という長い歴史があります。そんな歴史と伝統の息づく越前和紙のふるさとに、国内でも珍しい”紙の女神さま“をお祀りする神社があるのをご存知ですか?

大きな朱色の鳥居、杉の大木、大地をおおう苔…神秘的な雰囲気が漂う『岡太神社・大瀧神社』は、山頂にある奥の院と山のふもとに建つ里宮からなる神社で、奥の院は「延喜式神名帳」(926年)にも記載されています。岡太神社には地元の人々に紙漉きの技術を伝えたと言い伝えられている女性の紙の神様、川上御前(かわかみごぜん)が祀られています。「紙づくりの聖地」と呼ぶにふさわしい場所です。

当時の職人たちの技の結晶、複雑で美しい建築様式。

江戸時代後期の社殿建築の粋を集めて建てられた、岡本神社と大瀧神社。こちらは同じ本殿構造を共有しています。幾重にも波が寄せあうような檜皮葺きの屋根、獅子や龍などいたるところに施された緻密な彫刻の美しさは、まるでアート。1984年、その歴史的価値と類を見ない建築の美しさから、国の重要文化財に指定されました。参拝した際は、ぜひとも正面・左手・右手とさまざまな角度から、その複雑でユニークなフォルムの屋根や彫刻をじっくりと眺め、当時の宮大工たちの手仕事にふれてみてください。

紙の神様に感謝し、盛大に行われるお祭り。

静寂に包まれた神社が活気にあふれる、春祭り(5月3日~5月5日)と、秋祭り(10月11日~13日)。伝統を守り、多くの地元住民によって奉納されるお祭りです。特に春のお祭りは「神と紙の祭り」として、毎年盛大に行なわれ、普段は山頂にある奥の院に祀られている紙の神様・川上御前ですが、人々が暮らすまちにおりてくる神事があります。見どころは、神輿に移されたご神体が、地元の男たちに担がれて山から下りてくる初日の神事「お下り」、五箇地区の神社をまわる5月5日の渡り神輿を引き留める「揉み合い」、式典を終え、夜に松明の火をかかげながら、ご神体を山の上にお送りする「お上がり」です。

近くには紙漉き体験ができる工房や、越前和紙の歴史や文化にふれられる博物館などもあります。自然豊かで、神秘的な雰囲気が漂う紙のふるさとで、日本の紙のルーツにふれる旅をしてみてはいかがですか。

360度の大パノラマ『三方五湖レインボーライン』へ

それぞれの美しい表情が楽しめる「五色の湖」。

福井県の美浜町に広がる三方五湖。「三方湖」「水月湖」「菅湖」「久々子湖」「日向湖」の5つの湖からなり、それぞれの湖の水深や塩分濃度が異なることから、違った青色に見えるため「五色の湖」とも呼ばれています。

海水魚から淡水魚までさまざまな魚が生息しているだけでなく、変化に富んだ地形と自然が広がっているので、毎年多くの渡り鳥が飛来します。このような希少な生物や水鳥の重要な生息地であることから、2005年には、国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されました。

秘密にしておきたい、天空の隠れ家リゾート。

そんな三方五湖がすべて一望できる話題のスポットが、2020年春にリニューアルしたレインボーライン山頂公園です。視界を遮るものが何もない展望台では、日本海・三方五湖が大パノラマで一望できる、最高のビュースポットです。
中腹までは、美浜町・若狭町にまたがる11.24kmの道路「レインボーライン」を車で登り、第一駐車場より上は、リフトやケーブルで景色を楽しみながら登ることができます。

あなたの好きな眺め、特等席を見つけて。

山頂公園には、“三方五湖に浮かぶ天空のテラス”がコンセプトの、オシャレなテラスが5カ所あります。日本の景勝地を海外へ発信するために選定されるクールジャパンアワードを受賞した美浜テラスの「天空の足湯」をはじめ、五湖テラスの「丸いソファーテラス」など、それぞれの個性が光る5つのテラスからの眺めを存分に楽しむことができます。

また、恋人の聖地として認定されているこちらでは、「一社両拝」「幸せの鐘」など、恋のパワースポットとしても人気を集めています。カラフルなレインボー傘の無料レンタルもおすすめで、強い日差しが気になるとき、急な雨が降ったときだけでなく、映える旅の思い出写真を撮影する際の小道具としても大活躍しています。

おいしいグルメやドリンクを味わったり、大切な人との語らいの時間を楽しんだり、とびきりの1枚を撮影したり、心地よい風を感じながらのんびりリゾート気分を味わったり……。思い思いの過ごし方で、天空のリゾートを満喫してみてください。

訪れた人の心を癒す、水の庭園 『養浩館庭園』

世界も認める、まちなかのオアシス。

JR福井駅から徒歩圏内、知る人ぞ知る穴場の庭園『養浩館庭園』。江戸時代につくられた回遊式庭園で、かつては福井藩主松平家の別邸でした。福井空襲で建物は焼失したものの、庭園の池や築山、石組みは失われず、82年に国の名勝に指定されました。8年の修復を経て数寄屋造りの建物を復元し、93年から一般公開しており、今年6月で30年目を迎えます。

2022年には、アメリカの日本庭園専門誌「Sukiya Living Magazine」において、日本庭園ランキングで養浩館庭園が5位に選ばれました。数寄屋建築のすばらしさ、建物と水との親和性、予約や時間制限がなく気軽に利用できるところなどが評価されており、「かつての藩主やその家族と同じように現代の私たちがリラックスできるのもすばらしい」とコメントされています。2007年に初めてランクインしてから、なんと16年連続10位以内をキープしている、世界も認める、まちなかのオアシスです。

訪れるたび、新しい発見が。

大きな池を中心に広がるお庭と、その池に浮かぶようにして建つ数寄屋造りの建物が、類い希なるくつろぎの空間をつくりあげています。何よりここでは、名勝庭園ではめずらしく、かつての藩主と同じように座敷からゆったりとお庭を眺めることができます。まずは、池に面した部屋から、建具等で額縁のように切り取られた自然の美、めくるめく水と光の世界を、お殿様気分でゆるりと楽しみ、板戸の絵や螺鈿細工で装飾された戸棚、欄間など、細やかなしつらいにも心を留めてみてください。

時間があれば、池の周りを自然と向き合いながら、ゆっくりと散策をするのもぜひおすすめです。
季節の花が咲く姿に心奪われたり、耳をすまして虫や鳥の声を聞いたり、自分だけの絶景を見つけたり。そんな「ちいさな発見」に、忙しい日常に疲れた心がするりと解き放たれていくはず。

庭園を愛でながら、一服。

清楚な姿を見せる梅の花、みずみずしい新緑、赤や黄色に色づいた美しい紅葉、水墨画のような冬の雪景色…。春のお茶席やライトアップ、夏限定の茶会、美しい紅葉が浮かび上がるドラマティックな秋のライトアップや庭カフェ、コンサートなど、1年を通してさまざまなイベントが行なわれています。

春夏秋冬、それぞれの自然が表情をもたらす、アート作品のような美しさと感性に満ちた場所。日常を忘れて、心の軸を整える、穏やかな時間を過ごしてみてください。

北前船豪商の別邸で、小浜の文化と人をつなぐ『GOSHOEN』

小浜藩藩主を招いた迎賓館が、「みんなの別邸」に。

「小浜のかけはしとなる、みんなの別邸」をコンセプトに掲げる、『GOSHOEN』。ここは北前船の豪商として小浜の発展を支えた古河屋が、江戸時代後期に小浜藩のお殿さまなど特別なゲストを招くために迎賓館として建てた旧古河屋別邸『護松園』を改修したコミュニティスペースです。

数寄屋風書院造りの趣ある空間に、若狭塗箸の製造・販売を行うマツ勘の『箸蔵まつかん』本店、美味しいコーヒーを堪能できる『ene COFFEE STAND』、テイクアウトしたコーヒーを片手にくつろげるシェアスペース『みんなのリビング』、コワーキングスペースになる『みんなの図書館』が配され、2021年5月に開業しました。

2023年1月には、古河屋と若狭塗箸の歴史を伝える『みんなのミュージアム』とギャラリースペースを設けた土蔵の改修と庭園の整備が完成。全面オープンとなりました。

歴史ある文化財で、くつろぎ、学び、交流する。

福井県指定有形文化財および日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の構成文化財に指定される、貴重な文化財でもある『GOSHOEN』。運営に携るマツ勘の代表取締役 松本さんは、「ただ見て回るだけの場所ではなく、かつてのおもてなしの場をまちのコミュニティスペースとして展開し、人との出会いを生み出しながら小浜と箸産業の魅力を伝えていけたら」と想いを語ります。

その言葉通り、『ene COFFEE STAND』は正面玄関以外に直接入れる勝手口を設け、若者から高齢者まで誰もが気兼ねなく立ち寄れる雰囲気に。秋田杉を使った上質な和室や縁側は、モダンな北欧チェアでくつろぎ、蓬莱式の庭を眺めてコーヒーを味わえる『みんなのリビング』になっています。月を見るためだけに造られたという2階の特別な『月見の間』も、カフェスペースとして開放。遠い昔に、お殿さまが見た風景を満喫できます。

また、300冊以上の蔵書が並ぶ『みんなの図書館』は、仕事や勉強に集中できるコワーキングスペースにぴったり。貸し切りで、ワークショップや会議などに使うこともできます。

毎日の食卓を楽しく彩る、箸づくりのストーリー。

小浜は、日本の塗箸シェア8割を誇る一大生産地。『GOSHOEN』内にあるマツ勘の『箸蔵まつかん』本店には、伝統的な若狭塗箸をはじめ、地元の箸職人や工房と共同で手掛けた箸が一堂に並びます。

小浜の北陸らしい空と海の色をテーマにした箸や、ぬくもりある天然木、波佐見焼や加賀九谷焼とのコラボレーションから生まれた箸など、デザインもアイデアも多種多彩。製造工程や手掛ける職人さんの話といった、背景にあるストーリーを知ることもでき、毎日の食卓を楽しく彩るとっておきの1膳がきっと見つかります。

1922年に創業し、100年以上の歴史を受け継ぐマツ勘。実は、塗箸産地で初めて商業デザインを取り入れたのは同社だといいます。「36年前に父が初めてチャレンジしたもの。次の100年へ、業種を超えた横のつながりが大事になる中で、箸産業から視野を広げ、同じ想いを持つ人と交流の機会を創出したい」と松本さんは未来を展望します。

【からだにご褒美 酒粕屋】を開催します

おはようございます。本日2/19(日) 本サイト更新中の7:00 はあいにくの雨ですが、開催いたします。
ご来場をお待ちしております。

▼こちらは昨日2/18(土)の開催風景です。

イベント特典
01.大吟醸甘酒をふるまい
02.酒粕レシピBOOKプレゼント
03.昼飲みクーポン進呈
※各特典、配布数量や条件がございます。

※雨天決行・荒天延期中止の場合は、前日までに本ページにてアナウンスいたします。


イベント内容

酒粕足湯BAR
~酒粕足湯に浸りながら、お酒を楽しむ~

酒粕足湯:黒龍酒造の酒粕を使用した足湯で癒しの時間をお楽しみいただけます。
BAR:酒粕カクテルをはじめ、お子様向けドリンク等も提供いたします。

酒粕足湯に入りながら、飲食を楽しみたいというご要望にお応えして、酒粕足湯BARを開催いたします!

▼前回開催時の酒粕足湯風景

今回は、季節を考慮してドームテントの中で酒粕足湯を行います。
冬限定のドームテントでのひと時をご堪能ください。
▼ドームテントイメージ


料金
酒粕足湯 お一人様 500円/30分 (最長60分)

※2~4名様でご利用できます。(1名でのご利用はできません)
※酒粕足湯は30㎝程となります。ズボンを膝ぐらいまでめくれば入れる想定です。
※BARでの購入は、酒粕足湯の利用料と別に料金がかかります。
※BARのみのご利用、酒粕足湯のみのご利用も可能です。

酒粕セレクトショップ
~酒粕を使った県内酒粕商品が大集結~

▼前回10月の出品風景

健康と美容に役立つ栄養素を含む、優れた発酵食品「酒粕」をより身近に感じていただけます。


酒粕とは

酒粕は、日本酒の製造過程で生まれる副産物を指します。日本酒を造る際に、発酵したもろみから日本酒を搾って、その際に残った固形物が酒粕です。

酒粕には、お米や酵母の栄養がたっぷり詰まっています。

身体に必要なタンパク質、体内のエネルギー源となる炭水化物、食物繊維、ビタミン、ミネラルなども豊富です。旨味成分も含まれていて、料理に活用すると旨味やコクがアップします。

また美容効果として、メラニンの生成を抑えるといわれているコウジ酸やフェルラ酸、天然保湿成分などが含まれています。そのため、酒粕を活用した入浴や美容パックなどもおすすめです。

今回のイベントでは、酒粕を活用した酒粕足湯、美容パック、洋菓子等をご用意しておりますので、是非ご来場ください。


イベント特典

01.大吟醸甘酒ふるまい


福井県の酒造による酒粕を使った大吟醸甘酒をふるまいます。
県内酒造の酒粕とアーモンドミルクを使った贅沢な甘酒です。
寒い季節にほっと温まるあたたかい甘酒をお楽しみください。
※1日先着500名限定

02.酒粕レシピBOOKプレゼント
マクロビカフェ「ことことkoto.koto.」監修の酒粕レシピBOOKをプレゼント。
前回よりも4レシピ追加し、15レシピを収録ました。
今回特別に、台湾語訳レシピも用意!
※レシピは来場者アンケートにお答えいただいた方にお渡ししております。
※先着1,000名様限定

▼酒粕レシピBOOK抜粋及び監修者紹介


03.当日使用可能な昼飲みクーポン進呈
酒粕足湯BARで昼飲みついでに、福井駅前のお店にも行ってみませんか?
福井駅前ご使用いただける昼飲みクーポンを進呈いたします!

~クーポン協力店~
・ほまれ寿司
・牛成
・米と魚 たて涌
・さくら茶屋 プリズム福井店
・くずし割烹ぼんた1F店
・五目亭
・八兆屋 駅の蔵・福井駅店


※有料商品・サービスをお求めいただいた方にお渡しいたします。
※クーポンのご利用条件は各店舗毎に異なります。条件をお確かめの上ご利用ください。
※先着1,000名様限定

 


開催概要
開催日時:2023.2.18(土)ー19(日)
     10:00-16:00
開催場所:北ノ庄城址(柴田公園)


主催:美めぐりふくい実行委員会
協力:福井商工会議所

湊町が育んだ歴史と品をまとう味わい『和菓子処 大和甘林堂』

北前船がもたらした老舗の始まり。

坂井市三国町にある『和菓子処 大和甘林堂』は、創業享保4(1719)年という“超”老舗の和菓子店です。福井県内の和菓子店は明治以降の創業が多いといえば、300余年の歴史を持つこちらの創業がいかに早かったか、お分かりいただけるはず。

大和甘林堂の江戸時代中期の創業と、この地が北陸の門戸・三国の大湊を抱えているという事実は、大いに関係していたと考えられます。北前船交易で賑わったこの地では、当時貴重品であった砂糖もいち早く入手することができました。創業者である大和丈助は、盛んに港に出入りしていた千石船が運ぶ砂糖に目を付け、京の都や江戸で急速に進化を遂げる和菓子をここで作ろうと思いついたのかも知れません。その先見の明には驚かされるばかりです。

熟練の技と素材が奏でるハーモニー。

その創業から50年ほど経った宝暦の頃に誕生し、約250年にわたって現在まで受け継がれてきたのが大和甘林堂の代名詞『鶯餅』です。「北前船でもたらされた砂糖に、地元特産の糯米、小豆、大豆を組み合わせて作られたのが始まりです。菓銘は、三国神社の森に鳴く鶯をイメージして付けられました」と14代目当主の大和久米登さん。今や鶯餅は、誰もが知る三国町を代表する和菓子です。

地元産の糯米を使った求肥は、職人による手作り。やはり一番難しいのは火加減だと言います。大きな鍋で少しずつゆっくり練り上げながら、「火が強すぎると焦げちゃうし、弱すぎると固いまま。飴色になるまで根気よく混ぜ続けるのが大切なんですよ」と職人さんが教えてくれました。求肥が出来たら、餡を包み、鶯型に整え、きな粉をまぶして完成ですが、「求肥が冷める前に」と行われる一連の手早さはさすが職人技。思わず見惚れてしまいます。

一部の工程を除き、一つひとつの包装に至るまでほぼ手作業で作られている『鶯餅』。香りから食感、味わいに至るまで随所で感じる繊細さは、丁寧な手仕事ゆえのものだと納得しかありません。包み紙を開けて感じるきな粉の芳ばしい香り。頬張った時のほどけるような食感。上品な甘さのあんこの余韻。この三位一体が人々の心を捉えて離さなかったからこそ、250年もの間、愛されてきたのです。

後世に受け継ぎたい、真の“名物”。

この銘菓の認知度を高めるきっかけとなったのは、明治36(1903)年に大阪で開催された内国勧業博覧会への出品でした。お店には今も出品を示す賞状が残されています。その後、昭和8(1933)年になされた昭和天皇への献上に伴って瞬く間に人気を博し、ご当地名物に名を連ねる存在となったのです。和菓子の製造が難しかった戦争統制下においても「特殊銘柄品」として製造が許されるほど愛された銘菓は、今でもお土産としてはもちろん老舗旅館のお茶請けなどとしても高い支持を得続けています。

店頭で注文すると出来立てを用意して丁寧に包装紙で包んでくれますが、その包装紙には三国の俳人である伊藤柏翠と師である高浜虚子の連句が綴られ、味わいを一段と深いものにしてくれています。

「春水に 沿い帯のごと 三国町 」 ー 虚子
「うぐいす餅に 語る今昔」 ー 柏翠

湊町だからこそ生まれ、多くの人々と歴史に育まれてきた銘菓。大切な人と過ごすひと時の傍らに、ぜひどうぞ。

四季折々の果実の恵み、フルーツ専門カクテルバー『GIORNO』

みずみずしく華やぐ味わい、フルーツカクテル&モクテル。

みずみずしい季節の果物を使った華やかなフルーツカクテルが味わえる、片町のフルーツ専門カクテルバー『GIORNO』。「季節ごとにその時々で多彩なカクテルを作れるところが、フルーツカクテルの魅力です」と、代表を務める安川さんは語ります。

生命力あふれる生の果実を取り入れたカクテルは、一番美味しい瞬間を味わってもらえるよう1ヶ月ごとにメニューを変更。多くの果物が実る収穫の秋には、わずか1週間でメニューが替わることもあるのだとか。スタッフが届けてくれる色とりどりの果物が盛られたフルーツバスケットから、その日の気分で果物を選び、好みのカクテルをリクエストすることもできます。

「四季折々の美味しい果物をたくさんの人に楽しんでもらいたい」という想いから、モクテル(ノンアルコールのカクテル)も、すべてのフルーツに対応。「果実の味わいが感じられるので、ノンアルコールでもカクテルを飲んでいる感覚を楽しんでいただけます」とほほ笑みます。

ひとりでゆったり、大切な人とゆっくり、甘いひとときを。

イチゴ、メロン、シャインマスカット、イチジク、和梨…。大ぶりの果肉をたわわにのせ、光り輝くカットグラスに満たされたフルーツカクテルは、まるできらめく宝石のよう。その至福の美味しさに惹かれ、若者からご高齢の方まで男女問わず幅広いお客さまが店を訪れます。

グリーンで彩られたエントランスの奥に広がる店内は、明るくナチュラルな雰囲気。薄暗いバーのイメージを払拭する空間となっていて、友達や恋人連れはもちろん、カクテルを楽しむおひとりさま、果物好きの男性グループ、家族連れなど、思い思いに甘いひとときを過ごしています。

また、20時開店の『GIORNO』では、お客さまが食事やお酒を済ませていることを想定し、最初に付き出し感覚の温かいスープを提供。「アルコールもそうですが、体を冷やすフルーツもあるので、最後は温かいお茶をお出ししています」と安川さん。フルーツカクテルも「その日楽しく飲み、次の日もちゃんと予定を過ごせる」ようにと、アルコール度数を控えているそうです。

フルーツを起点に、ワクワクするような片町エリアへ。

『GIORNO』ではカクテルに使う一部の果物を、福井県内の契約農家から仕入れています。「長年育てられた素晴らしい果樹があり、果実を調理しすぎると生産者さんの努力がもったいないので、なるべく自然に近いカタチで味わってもらえるよう心掛けています」とこだわりを語ります。

そんなフレッシュな果実を使ったミニカフェなどのスイーツも、『GIORNO』ならではの贅沢です。特に、カッティングした果実をブーケのように盛り付けたカットフルーツは、テイクアウトで大人気。ケーキ替わりになる、甘すぎないスペシャルなギフトとしても注目されています。

見て美しく、食べて美味しい個性豊かなメニューは、スタッフ全員参加のカクテルコンペや、お客さまの声から生まれるのだそう。そこには、「片町にみんなで楽しんでもらえる場所をつくりたい」という、安川さんの願いがあります。「そこに行くだけでワクワクするような片町エリアになるよう、他にはないフルーツカクテル専門店として一翼を担えたら」と笑顔が弾けました。

ストーリーをまとう和紙は、雄弁な語り部になる『山岸和紙店』

個性と特徴を知り尽くした、和紙専門の橋渡し役。

全国に50カ所以上ある和紙の産地の中でも、1,500年という長い歴史を誇る越前市今立地区。越前市東部に位置する今立地区では大小60以上もの紙漉き工房が軒を連ね、高い技術で漉き続けられてきた「越前和紙」は日本三大和紙の一つに数えられています。

そんな和紙の名産地にある「山岸和紙店」。主に紙漉き工房から仕入れた和紙の小売りや卸を行う、いわゆる“産地問屋”です。「簡単に言うと、うちは和紙のセレクトショップですね。今立地区だけで約20工房の和紙を扱っています」と3代目社長の山岸大祐さん。ひと口に和紙と言っても膨大な種類があるうえ、工房や漉き手によって個性も異なるので、越前和紙の中でも求める一枚に出合うのは簡単ではありません。

そこで頼りになるのが、それぞれの特性を熟知している和紙専門の産地問屋。「もともと越前和紙はふすま紙のような大紙を得意としてきたので、表具屋や工務店といった業者さんとのお付き合いがメインでしたが、最近は美術小間紙を使った便せんやハガキ、小物を求める個人のお客様が増えてきました」。時代が移り、ユーザーが変わっても、シーンやニーズに応じた一枚と出合うためには山岸さんのような橋渡し役が不可欠なのです。

もっと気軽に使ってほしい。目指すは“普段使いの日本文化”。

越前和紙の品質の良さは誰もが認める所ですが、「どんなアイテムに使われているの?」という問いに答えられるのは福井人でも少数派かもしれません。実は山岸さんも、かつて答えに窮した一人でした。「広く個人のお客様にも手に取っていただこうというのにこれではいけないと、2017年に祖父である創業者の名前を冠したブランド“Sogoro(そうごろう)”を立ち上げ、普段使いできるアイテムを作り始めました」と振り返ります。

事務所に併設されたショップに並ぶのは、オリジナルのデザインが人気の懐紙やメッセージカード、様々な色・柄の和紙がセットになった「カミノカケラ」など、すぐにでも使いたくなるアイテムの数々。「季節などによってデザインが変わる懐紙には、既にファンがついているほど。お化粧直しやラッピング、メモ紙としても使えますし、最近だとアルコールを吹きかけて除菌シートとしてといった使い方もご提案しています」。この懐紙のデザインは専務であり実弟でもある保喜さんが社内デザイナーとして担当しており、お気に入りの模様を取り込んでオリジナル懐紙を制作することも可能。優しい色合いとタッチですんなりと日常に溶け込むので、ノベルティとして人気が高いというのも納得です。

また店内で目を引くのが、正月飾りとフラワーボックス。こちらは福井市の造花専門店と共同で立ち上げたブランド“fuwara(福和来)”の商品。“福井・幸福”“和紙・平和”が“来ますように”という願いを込めたブランド名は“ふくはくる”とも読めます。「真っ先に手掛けたのが正月飾りだったんですが、その理由がここ今立地区は全国でも珍しい紙の神様・川上御前をお祀りしている和紙の産地なので、『紙の神が宿る和紙を使った日本一縁起のいい正月飾りです!』ってやりたかったからなんです」と山岸さんは笑います。越前和紙をはじめ水引も越前市で作られたものを使っている“オールメイドイン福井”の手作り飾りは、リースとしても楽しめる“温故創新”な一品です。

未来を紡ぐ伝統工芸品。

2,000種類をも扱うという「山岸和紙店」。和紙だけでそれほどの種類があることも驚きですが、微妙なスペックの違いをすべて頭に入れているというから更に驚きです。「和紙にも産地ごとに特色や特性、得手・不得手があり、それは越前和紙にも当てはまります。お客様が和紙に求めるものはお客様の数だけあり、それらに応えるためには越前和紙だけでは難しい面もあるので、必要に応じて全国の和紙からもご提案しています」と山岸さん。印刷にかけるのか手書きなのか。手書きなら筆記具は何を使うのか。耐久年数はどれ程を想定しているのか。ニーズに合わせた個別の提案は、長年の蓄積あってこそ可能になるのです。

様々な伝統工芸において新しい試みが行われていますが、和紙の世界も例外ではありません。「例えば茶葉を漉き込んだ和紙。茶葉なので時間が経てば香りも色合いも当然変化するんですが、それだけでストーリーを感じますよね。更にお茶屋さんが自分のお店の茶葉でオリジナルの和紙を作って、ラベルに仕立てたら……もう、どんどんストーリーが膨らむじゃないですか。そういう所を入口にして、奥深い和紙の世界に興味を持っていただけたら嬉しいですね」。まだまだ多くの可能性を秘め、無限の想いを繋ぐ役割を担う伝統工芸品・和紙。漉き手が込める想いに寄り添いながら、その可能性を広く発信し続けていきます。

話題の発酵食品 糀を使った料理教室

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創業500年の麹の店『國嶋清平商店』。伝統を守りつつ、糀を使った福井の郷土料理やアレンジ料理、スイーツ教室を開催している。店舗2階のキッチンスペースで店主の奥様がていねいに教えてくれる。
『國嶋清平商店』についての記事はこちらから。

おすすめポイント

郷土の伝統料理を親しむ

はまな味噌、へしこ、ナスの辛子漬け、大根とニシンの糀漬け、かぶら寿しなど、昔から受け継がれてきた郷土料理は、福井の「宝」。知らないことを詳しく丁寧に、調理師免許を持つ奥様から楽しく学べる。

糀のプロに教わる万能調味料

塩3:米麹5:米8の割合で混ぜ合わせて作る「三五八漬け」のコツを伝授。野菜を漬けるのはもちろん、肉や魚などの下味をつけたり、料理の隠し味としてアレンジも。漬物初心者にもおすすめ。

 

作ってみたい料理も相談可能

通常は糀を使った料理教室ですが、作ってみたいお料理があったら是非相談してみて。麹のプロが幅広く対応してくれる。

プロから学べるハンドマッサージ体験

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JR福井駅から徒歩5分の新栄商店街にあるリラクゼーションサロン『心とカラダのプレミアムルーム Canade』。手の先から血行をよくすることで、頭や肩の緊張を和らげたり、整腸作用にも効果的といわれるハンドマッサージ。手軽に始められるハンドマッサージをプロから直接教えてもらえる体験。
『心とカラダのプレミアムルーム Canade』についての記事はこちらから。

おすすめポイント

仕事や家事の合間にできるハンドマッサージ

軽い運動などができれば良いのですが、そんな時間もないというときこそハンドマッサージ。手の先から血行をよくすると、全身の巡りが良くなり体も心も整います。

大切な人への感謝を込めて

2人1組になりお互いをマッサージ。周囲の人たちを癒してあげることもできる素敵なトリートメント。ご友人同士やファミリーでのご参加がおすすめ。

施術メニューも豊富

他に整体やもみほぐし、フットリフレ、ヘッドリフレなどの施術がある。日々の疲れの解消、再発しにくい体を作ることができる。疲れやストレスを感じたら、一度相談してみて。

『小料理 にしばた』楽しんで食べていただくことが第一義

心を癒して五感を満たす、大人の行きつけ。

『小料理 にしばた』は大理石のカウンターが6席、個室が4室の、堅苦しすぎない和の造りが心地よい和食屋。2000年のオープン以来、“あまり人に教えたくない隠れ家”として高い人気を誇っています。

腕を振るうのは、奈良の老舗料亭旅館で10年間の修業を積んだご主人 西畑さん。手際が良いながらも穏やかな調理風景は、カウンター越しでも「美味しいものが提供される」という安心感に満ちています。そこに華を添えるのが、女将のひまわりのような笑顔。お二人が手掛ける季節の設えに癒される人も多いと見え、「うちは駅からちょっと遠いんですが、“飲みたいから”と電車で来られる方もいらっしゃいます」というご主人の言葉にも納得です。

インターネットや雑誌などへの露出が少ないにも関わらず、足繁く通うファンの心を捉えて離さないのは、ご主人や女将の人柄に加え、奥行きのある味わい、随所に感じられるもてなしの心など、尽きることのない魅力に溢れているからなのです。

基本が盤石だからこそ生きる、味わいへの挑戦。

『にしばた』で提供される料理は、茶懐石の流れを組むコース料理。約10品のお任せ料理が、希望や予算(5,000円~)に合わせて楽しめます。
「私は和食の基本や型を守っていれば和食になると考えているので、捉われ過ぎることなく面白いと思った食材は何でも挑戦しますし、お客さんもそれを分かって受け入れてくれています」と話すご主人が作り出す料理は、見た目にも味わいにも透明感と奥行きが感じられ、心と体にすぅっと沁み込んでいくのが分かります。

「調味料は、修行時代から慣れ親しんだクセや主張の少ないものを使っています。味噌や酢などは京都の物を使っていますが、その方が素材の味が引き出しやすいんです」との言葉からも分かる通り、和の基本を忠実に守っているからこそ生み出される心地よさなのでしょう。

「とにかくお客さんが楽しんでくださることが一番」だと繰り返すご主人。それは、お酒のペアリングにも通じているようで、「うちは福井の地酒を中心にビールやワインまで置いていますが、ご自身が一番心地良く感じる組み合わせで楽しんでいただければ」と続けます。人の味覚は千差万別。季節をまとった料理の数々を自分なりにグレードアップさせるペアリングを見つけるのもまた、楽しみの一つといえるでしょう。

いつの時代も変わらない本質。

「私も若い頃は熟練の職人達が話していることを“古いなぁ”と思って聞いていたんですが、オープンから20年以上が経ち、年を重ねるにつれて意味が分かるようになり、その職人達と同じようなことを言うようになってきました。今の人達から見れば古いと思われるんでしょうが、きっと変わらないもの、伝えていくものがあるんでしょうね」とご主人は笑います。

そのご主人が立つ調理場から真正面に見えるのは、東大寺の別当(住職)がしたためたという『華』の文字。隅には“持つ人に幸せが訪れる”という散華が一緒に額装され、女将も「文字通り、来てくださったお客様のひと時が華やぎに満ちたものになれば」と心遣いを覗かせます。月ごとに移ろう味わいと風情、ここにしかないひと時をごゆるりとご堪能ください。

【おとな女性のご褒美めぐり】を開催します

 美めぐりふくい presents 
【おとな女性のご褒美めぐり】
supported by 株式会社アルテリーベ

2022年10/15(土)・16(日)・17日(月)
福井県嶺北エリア各地にて、福井の”ご褒美”を満喫する特別なイベントを同時開催します。

イベントの詳細については、【おとな女性のご褒美めぐり】特設ページをご覧ください。

要予約イベントにつきましては、申込先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。
_お申込みはお早めに!

 ぜひこの機会に、福井の特別なご褒美を体験ください。


主催:美めぐりふくい実行委員会

協賛:株式会社アルテリーベ
協力:ESHIKOTO / あわら・三国広域観光推進協議会 / 勝山市観光まちづくり株式会社 / 一般社団法人 鯖江観光協会 / 合同会社a.n.d. / 十割蕎麦 だいこん舎 / おりょうり京町 萬谷

ホームページをリニューアルしました

美めぐりふくい公式ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

このたび、ホームページを全面リニューアルいたしました。

より見やすく、また情報を分かりやすくお伝えできるホームページとなるよう、デザインや構成を一新し、スマートフォンやタブレット端末での表示をより快適に改善しました。

また、これまでの「スポット」紹介に加え、新たに「体験」ページを設けました。「体験」ページでは、福井県での滞在をより楽しんでいただけるような「体験」プランを紹介していきます。
「スポット」「体験」どちらのページからもエリア検索・タグ検索が可能になりました。

福井で過ごす”ご褒美旅”の参考にしていただけるよう、これまで以上に有益な情報をお伝えできるホームページづくりに努めてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。

【冬季限定】越前がに漁解禁!究極の蟹丼づくり教室

雌の越前がに「せいこ蟹」を使用した、自分だけのオリジナル蟹丼づくり。専用の蟹バサミを使用し包丁は使わないので、お子様など料理経験のない方でも楽しく体験できる。
『みくに隠居処』についての記事はこちらから。

おすすめポイント

味わえるのは1年で2ヶ月間だけの「せいこ蟹」

1年間でたった2ヶ月しか味わえないズワイガニの雌「せいこ蟹」。実は地元では雄より人気が高く、内子と外子の旨味が絶品。

かにの捌き方をプロが伝授

こだわりの塩でゆでたセイコガニを、インストラクターの指導のもと捌く。包丁を使わないので、安心して楽しく体験できる。

自分で作って盛り付けて食べる地元ならではの体験

自分だけの贅沢なカニ丼を作って食べられるのは地元ならではの体験。
本場の味は、格別のおいしさ。一度食べたらやみつきに!

「ふくい甘えび」を使った甘海老丼づくり体験

福井県内の甘えび水揚げ量No.1を誇る三国港では、毎年4月に甘えび漁の最盛期を迎える。この時期にしか味わえない貴重な「ふくい甘えび」を使った甘海老丼づくり体験。
『みくに隠居処』についての記事はこちらから。

おすすめポイント

期間限定の「ふくい甘えび」をたっぷり味わえる

暖流と寒流がぶつかりプランクトンが豊富な三国周辺の海域で育つ「ふくい甘えび」は、ほどよく身がしまり、ふんわりした甘みとプリっとした食感が絶品。期間限定でしか味わえない極上グルメを丼でたっぷりと味わえる。

貴重な甘えびを自分で剥いて盛り付けて食べる

火も包丁を使わないので安心。自分で剥いた甘えびは、盛りつけ自由。SNS映え間違いなしのオンリーワンの甘えび丼づくりを旅の思い出に。

甘えびの豆知識やレシピも学べる

数種類のむき方や殻をつかったレシピ、甘えびに関する豆知識も楽しく学ぶことができる。
明日から家庭でも使える情報がたっぷり。

「釣る・食べる」がそろった海釣り体験

三国サンセットビーチ沿いに位置する『おさかな集積所 おとと』で、「釣る」「食べる」がそろった海釣り体験。釣具やライフジャケットなど全て用意されているので、手ぶらで参加OK。釣りが初めての方にもインストラクターが分かりやすく教えてくれる。
『みくに隠居処』についての記事はこちらから。

おすすめポイント

女性にも大人気

完全手ぶらでOK。釣竿やライフジャケットなど釣りに関する道具はすべて揃っている。インストラクターが優しく丁寧に釣りをサポートしてくれるので、初めての方でも安心。

釣れる魚はいろいろ。何が釣れるかはお楽しみ!

釣れる魚は、タイ、キス、アジ、カワハギなど種類も豊富。目の前に魚の泳ぐ姿が間近に見られる。女性同士や家族連れも楽しめる。

釣ったお魚を食べることもできる。

釣ったお魚は、提携のレストランにてプロが捌いてくれる。専門スタッフが調理し、ランチで食べることができる。

越前打刃物を使って野菜ソムリエから学ぶ料理教室

野菜ソムリエ×越前打刃物のお料理教室

国内の有名シェフだけでなく世界でも使用されている「越前打刃物」の高い技術を体験できるお料理教室。プロが研いだ包丁の切れ味を体感しながら楽しく料理ができる。家庭料理を中心に、季節に応じたメニューを野菜ソムリエのプロが教えてくれる。
『山田英夫商店』についての記事はこちから。

おすすめポイント

世界中で使われる越前打刃物の素晴らしさを体感

世界を魅了する究極の切れ味に感動しながら下準備。「家庭では出ていた果汁が全く出ない!」「千切りがつながらない!」と包丁の重みだけでスッと切れる驚きの感覚を体験。道具が変わるだけで、お料理の楽しみも倍増。

プロの野菜ソムリエから学べるヘルシー料理

プロの野菜ソムリエが旬野菜を使った体に優しい料理を紹介してくれる。料理を通じて野菜の魅力を再認識。
お料理のバリエーションを増やしたい方にもおすすめ。

知識と道具で料理の腕もUP

包丁の切れ味が良くなり食材がスッと切れる快感だけでなく、野菜や果物の栄養・素材に合った調理法などの知識を深められて、いつもの食事の支度が楽しくなるかも。

越前打刃物の職人による包丁研ぎ体験

教室
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教室
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700年の伝統を持つ越前打刃物を中心に、はさみや爪切りなど種類豊富な商品が揃う『山田英夫商店』。熟したトマトや果物をつぶさずきれいに切り分けることができる、オリジナルブランド包丁「風味絶佳 ECHIZEN」が大好評のこちらのお店で、普段使いの包丁を感動の切れ味に変身させる、包丁研ぎ体験ができる。
『山田英夫商店』についての記事はこちらから。

おすすめポイント

包丁の切れ味が抜群に

今使っている包丁が切れにくいと感じている方におすすめ。研ぎたい家庭用包丁を2丁まで砥ぐことができる。砥石がある方はご持参を。きっとご家庭の料理の味が変わるはず!

研ぎ直しの後はショップでお買い物も

家庭用・業務用の包丁がずらりと並ぶ店内。実際に手に持って選んでみて。確かな切れ味で、料理が楽しくなる時間が増える包丁がきっと見つかる。

福井産天然醸造もろみを使った醤油絞り体験

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ヤマギクしょうゆ  しょうゆ搾り 02
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明治32年創業の『ヤマギクしょうゆ 山元菊丸商店』は、120年以上にわたって天然醸造を続けてきた醤油蔵元。福井の醤油の味はまろやかで優しい味わい。こちらの老舗醤油専門店で、福井産の丸大豆・小麦・塩でできた「福井産天然醸造もろみ」を使った醤油搾り体験ができる。お醤油の奥深さや選び方を知る機会にも。
『ヤマギクしょうゆ 山元菊丸商店』についての記事はこちらから。

おすすめポイント

醤油の芳醇な香りを感じる

福井県産の丸大豆・小麦・塩を使った天然醸造もろみをハンドジューサーで絞り、フィルターで濾していく。仕上げにお好みでかつおや昆布、椎茸を加えて味わい深いお醤油に。

ラベルもお手製のマイ醤油

ラベルに自分で絵や文字を書いて貼り付け、特製オリジナル醤油が完成。自分で絞った天然醸造のお醤油を家庭の味に加えてみては。
お土産や贈り物にもおすすめ。

体験後は店内でお醤油のお買い物も

店頭にはさまざまなお醤油がずらり。ヤマギクしょうゆおすすめ商品の出汁つゆ「ないしょだし」は、隠し味として加えるといつもの料理がグレードアップ。スーパーなどではわからないお醤油の選び方や豆知識を知る良い機会にも。

オーナーシェフがコツを伝授“マクロビ料理レッスン”

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明治時代に建てられた蔵を改装した三国湊のマクロビカフェ『koto.koto.』にて、マクロビオティックインストラクターのオーナーシェフがマクロビ料理を美味しく作るコツを伝授。
『koto.koto.』についての記事はこちらから。

おすすめポイント

工程を見逃さないデモンストレーション形式

説明を交えながら丁寧なデモンストレーション形式で行うマクロビオティック料理。実習スタイルと違い、料理のポイントをメモや画像などで記録しながら、その場で直接インストラクターに質問も可能。

マクロビは今の時代にぴったりな日本生まれの哲学

マクロビオティックとは、マクロ=大きい、長い・ビオ=生命・ティック=術や学びを合わせたもので、日本の伝統食をベースにした食事法こと。
「玄米菜食を中心として、その土地のものを、その旬に食べる」が基本となります。いつものお料理に素材や調理法のアレンジを取り入れるだけでもOK。

料理が完成したらお待ちかねのお食事タイム

デモンストレーション後は出来上がったお料理をいただくお食事タイム。
食を整えることで、心身を整え健康につながる大切さを再認識する機会に。

初心者でも楽しめるミニ盆栽ワークショップ

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三國湊町にある江戸後期に建てられたと言われる町家をリノベーションした盆栽工房『みくに園』。店内にずらりと並ぶ盆栽の眺めにも心癒される癒しの空間で、初めての方でも楽しめる盆栽づくり体験。自分で作ったミニ盆栽をお部屋のインテリアに加えてみては。持ち帰った後のお手入れ方法やメンテナンス方法なども丁寧に教えてくれる。
『みくに園』についての記事はこちら。

おすすめポイント

鉢の上に一つの景色をつくりあげる体験

お好きな樹木と鉢をセレクトして、自分だけのオリジナル作品を創作できる。ガーデニングとは一味違った土いじりは他にはない体験。緑に触れながら集中する癒しの時間に。

眺めているだけで癒される盆栽をインテリアに

植物の選び方や寄せ方、形の取り方、お手入れの方法など丁寧に教えてくれる。できた盆栽は、家に持ち帰って、丁寧に手をかけて育てていきたい。
和はもちろん洋風のインテリアにも、加えるだけで素敵な雰囲気に。ぜひ暮らしに取り入れてみては。

体験後はショップスペースで盆栽を吟味

ショップスペースには、ミニ盆栽の「ちょこぼん」や本格盆栽、オリジナルブランドである越前焼と盆栽を組み合わせた「RE:BON」など、ラインナップは全15種類。多彩な盆栽が展示販売されているので、お気に入りの盆栽と出会えるかも。

フレッシュフラワーのアレンジメント体験

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福井駅西口からほど近い距離にあるフラワーアトリエ『IRIS(イーリス)』。
花や植物は空間を彩り、幸せと癒しを与えてくれる。一輪飾ってあるだけで、部屋が華やかな雰囲気に。素敵な店内でフレッシュフラワーのアレンジメント体験。
『IRIS(イーリス)』についての記事はこちらから。

おすすめポイント

季節に合わせて毎月変わる花材

人気のマンスリーレッスンでは、季節の花を使ったアレンジメントが楽しめる。
春夏秋冬それぞれの美しさを感じながら一つの作品を作り上げます。

英会話✖️フラワーアレンジメント

ネイティブの先生を招き、英語に触れながらフラワーアレンジメントのコースも。完成後はフリートークも楽しめる。英会話を始めてみたい方から、日常英会話に触れる機会を増やしたいという方まで、興味のある方はぜひお問い合わせを。

心癒される自分だけの時間を

フラワーアレンジメントは、その場がパッと明るくなるインテリアであるだけでなく、見た目の美しさや豊かな香りで心を癒す魅力的なアイテム。
ほんの少しお花と一緒に過ごす自分だけの時間を楽しんで。